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2009/11/26 (Thu) 12:34
連合「製造業派遣原則禁止」を決定

 11月19日、連合は12月中にも厚生労働省の審議会で建議をまとめようとしている派遣法の法案に「製造業派遣原則禁止」を盛り込むことを決定しました。
 2003年の派遣法見直しの時に「製造業派遣の解禁」が、小泉内閣の規制緩和の目玉として盛り込まれました。その結果が昨年年末の派遣切りです。職どころか住むところまで奪われる労働者が大量に出ました。
 国内でのモノづくりが、海外生産に押されて、安くてすぐ切ることのできる派遣労働者にシフトした結果です。
 しかし労働者の人生を考えた時、低賃金だけでなく場合によっては社会保険にも加入していない、など一生にわたる格差の底に置かれてしまう、現代のカースト制ともいうべき状況を生み出したのです。今回の改正案は、製造業派遣禁止、専門的職種以外の登録型派遣禁止など大きく改正しようというものです。
 来年の通常国会で法律として成立させるために、注目しましょう。

 11月25日、連合は「実現しよう!労働者派遣法改正11.25集会」を開催しました。
 席上連合を代表して審議会の部会で、法案のもとになる建議作りにあたっている長谷川裕子さんは「製造業派遣の禁止や登録型派遣の禁止が現実のものとなったことは、これまでは考えられなかった」と政権交替の実感を参加者とともにする発言をしました。


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2009/11/05 (Thu) 13:25
最近の労働相談から、派遣労働者の権利を奪う派遣先会社

 未組織労働者のAさん(男性・30代)は闘病生活からリハビリの一環として、派遣会社から某大手電機メーカーの販売会社に派遣されることになった。契約期間は2カ月。そこでの業務は電機メーカーの作った乾燥機付き洗濯機が、設計ミスから発火する欠陥が見つかり、メーカがリコールをかけ一台づつ修理を行う、その修理の仕事。Aさんも初めて約100人の修理マンは全員派遣労働者で、わずか2日の研修ののちにユーザーの家庭を訪問し修理する仕事。そのマニュアルを見てみたが結構複雑な作業。派遣労働者2人がペアで仕事する、社員は誰もついてこない。
 仕事について2日目、慎重に作業を終え洗濯機を元に戻そうとしたときに誤って家具を傷つけてしまった。当然平謝りに謝り、会社にも連絡。社員が駆けつけて会社として修理することでユーザーも納得。一軒落着かと思いきや現場を離れたところで社員が逆上し「お前なんか明日から来るな!」と派遣先の立場にもかかわらず解雇通告。ペアだったもう一人はおとがめなし。
 お助けねっとへの連絡で派遣会社との団体交渉が開かれた。派遣会社は「確かに派遣先の態度は問題があり、勝手に首を切ったもので補償を求めている」と前置きし、通常の休業手当(労働基準法第26条、平均賃金の6割)ではなく全額を支払う、と回答し、解決した。
 そもそも欠陥商品のリコールというメーカーとして責任のある仕事に、2日間の研修だけで素人を行かせるということ自体おかしくないですか?その上感情をむき出しにして怒鳴りつけ、勝手に買い越してしまった派遣先の姿勢はいかがなものか、と言わざるをえません。
 勝手に切ってしまった派遣労働者分の派遣料金が派遣会社に支払われたのか否かは不明ですが、問題ありと認め派遣会社の責任で約束の2カ月分満額を払った派遣会社は、問題の多い派遣会社の中ではまともだと思います。
 派遣先にほとんど責任のない現行派遣法、政権交代の中でぜひ改善してほしいもの。皆さんのご意見を。

     大森直史

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